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ギャップ萌え初デート Page5

last update publish date: 2026-09-07 09:00:46

 思う存分子猫たちの可愛さを堪能した後、彼は隣の商業施設に入っているファンシー雑貨のお店に私を連れてきた。そこは可愛いぬいぐるみやファンシーグッズで溢れ返っていて、それだけでも可愛いもの大好きな私はテンションが上がった。

「――わぁっ! 可愛いものがい~~っぱい! 私ひとりじゃなかなかこういうお店って来られないからなぁ」

 私は棚に並べられた三毛猫のぬいぐるみを手に取り、いい子いい子と頭を撫でる。フワフワでモフモフな手触りがたまらなく気持ちいい。

「この子可愛いなぁ。猫ちゃん、ウチに来る? ……あ、でもどうしよう? こっちのアメショーの子も可愛いな。 どっちにしよう? 迷うなぁ……」

 完全にクールビューティーキャラが崩壊し、ブツブツとぬいぐるみの猫ちゃん相手に言い出した私を見て、稜也くんは優しく笑いながら言う。

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  • 恋の才能 ~年下御曹司はバリキャリ女の私にご執心!?~   上に立つ者の資格 Page2

    「――尾崎チーフ、それって……」「データが丸ごと改竄されてるの。おそらく室長の仕業ね。まさか、ホントに仕掛けてくるなんて」 青ざめる堀内くんに私は答え、盛大なため息をついた。「室長が!? でも、どうして……」「あの人、私のことを目の敵にしてるから。あなたがミスをしたことにして、この案件をあなたに任せた私に責任を取らせようとしているんだと思う。前にもこんなことがあって、私も一緒にお詫びに出向いたことがあったでしょう?」「はい。じゃあ、あれもわざとだったってことですか? ……でも、本当にこれ、室長がしたことなんでしょうか」「それはこれから分かるわ。――冴島くん、防犯カメラの映像を見せてくれる? 確か昨日、室長はひとりで残業していたわよね」 私はたまたますぐ近くにいた稜也くんを呼び、彼のスマートフォンに保存されているであろう昨夜の映像を確認させてもらうことにした。 そして、遠藤室長が昨夜、珍しく残業していたのは事実だった。「はい。昨夜の映像ですね。こんなこともあろうかと、キチンと保存してありますよ」「……チーフ、『防犯カメラの映像』って何ですか?」「ああ、そっか。堀内くんは知らなかったっけ。この部屋には防犯カメ

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  • 恋の才能 ~年下御曹司はバリキャリ女の私にご執心!?~   幸せと執着 Page6

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    「――さてと。僕が冴島稜也ですが。あんたたちを警察に引き渡す前に、訊きたいことがあるんですけど。彼女を襲うよう、あんたたちに金を掴ませたのはこの女性で間違いないですよね?」 稜也くんはスマートフォンの中になぜか保存されていた陽菜美さんの写真を、私を襲おうとして返り討ちに合った男たちに見せた。クールで丁寧な物言いだけれど、ところどころ言葉が荒れている。これは彼らへの怒りを堪えきれていないという証拠だ。 どうして彼女の写真を消していないのか、私はツッコみたくなったけれど。話が進まなくなるのでここではやめておく。「あんたが……、冴島稜也? ……ああ、間違いねぇ。この女だ。でも俺たちは、この女に十万ずつもらって頼まれただけなんだよ! この姉さんの名前も、あんたのことも何も知らされてなかった!」「そんなことは僕たちに何の関係もない。金に目が眩んで茜さんを襲おうとしたことに変わりはないだろう? 情状酌量の余地はないぞ」 彼

  • 恋の才能 ~年下御曹司はバリキャリ女の私にご執心!?~   幸せと執着 Page3

     ――陽菜美さんと怜司に本当に繋がりがあるのか、それともまったく無関係なのか? それがうやむやなまま数日が過ぎた、ある日の退勤後。 会社のビルを出て駅まで一人で歩いていると、私は怪しげな二人の男に取り囲まれた。 そのうちの一人、背が高くてガタイのいい方の男がドスの効いた声で問うてきた。私はその隙に、スマートフォンで稜也くんの番号を呼び出して発信ボタンをタップし、通話状態にしておいた。「――あんた、尾崎茜さんだよな?」「そうですけど……。私に何のご用ですか? 私、あなた方のことなんて知りませんけど」 こちとら二十八年生きてきて、いくつも修羅場は潜ってきているのだ。小娘じゃあるまいし、こんなことくらいで動揺したりはしない。 私の落ち着きぶりに、彼らの方がたじろいでいる。もう一人のヒョロ長の方の男が精一杯の虚勢を張って喚いた。「あ……あんた、オレたちが怖くねえのかよ!?」「あのねぇ、これくらいで怖がるようじゃ二十八年間も独身通してこないわよ。どうせあんたたち、お金で雇われただけなんでしょ? 雇い主は誰?」 

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